紀ノ川と和歌川に挟まれた虎伏山に、1585年に豊臣秀長によって城郭が築かれたのが始まりで、家臣の桑山重晴が城代となりました。関ケ原の戦いで功のあった浅野幸長が紀州藩主となると大改修が行われ、その際に天守も建設されました。1619年、徳川家康の十男・頼宣が入城。以降は紀州徳川家55万5千石の居城として栄えました。連立式の華麗な天守群は第二次大戦時の和歌山大空襲によって惜しくも焼失しましたが、1958年に鉄筋コンクリート造を主として再建されました。岡口門が国重要文化財に指定されています。
和歌山県和歌山市一番丁3
時間(天守)|9:00~17:30(入館は17:00まで)
休日|12月29日~12月31日